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【助産師監修】赤ちゃんはいつ歩く?ママパパの不安と事故のリスクを減らす方法とは

【助産師監修】赤ちゃんはいつ歩く?ママパパの不安と事故のリスクを減らす方法とは

目次

「他の子に比べて歩くのが遅いのでは?」
安全に歩かせるにはどうしたらいいの?」

赤ちゃんの歩き始めは、嬉しさとともに不安を感じる瞬間もありますよね。成長のペースは一人ひとり違うため、どう見守れば良いか迷う方もいるでしょう。

早く歩いてほしいという気持ちもあると思いますが、ずりばい・はいはいを十分にして、全身をしっかり動かして立ち上がり、歩けるようにしてあげたいですね。

本記事では赤ちゃんが歩き始める時期や安全対策、親としてできるサポート方法を分かりやすく解説します。赤ちゃんの初めての一歩を安心して迎えられるよう、一緒に準備を進めていきましょう!

この記事でわかること
・赤ちゃんが歩き始める時期
・ママパパの不安解消法

【助産師】代田佳恵

記事の監修者:代田 佳恵(しろたよしえ)
【実績】
延べ2万人以上の親子をサポート
渋谷区を中心に活動している出張専門の助産師。
妊娠から卒乳までのサポートを提供し、お宅に伺って母乳相談、産後ケア、育児相談など行っています。
産前産後ヨガ、ベビーマッサージクラスなども開催してます。

赤ちゃんはいつ歩く?

赤ちゃんが歩き始めるタイミングは一人ひとり異なり、それぞれの成長は赤ちゃんの個性そのもの。歩き始める時期やその特徴、必要なサポートを具体的に解説します。

あせらず見守りながら、赤ちゃんの成長を一緒に楽しんでいきましょう。

歩き始めの時期
歩き始めの早い子
歩き始めの遅い子
医師に相談すべきタイミング

歩き始めの時期・サイン

赤ちゃんが一人で歩き始める時期は、生後12か月目頃が一般的です。

歩き始める時期には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。心配になることもありますが、あせらず温かい目で見守りましょう。

歩き始めの早い子

生後8〜10か月頃に歩き始める赤ちゃんもいます。

好奇心旺盛で筋力やバランス感覚の発達が早い場合が多いですが、体幹が不十分なこともあるため安全対策をして見守りましょう。

歩き始めの遅い子

1歳半〜2歳頃に歩き始める赤ちゃんもいますが、個人差があるので心配はいりません。

ハイハイや伝い歩きが長いことは、筋力やバランスをしっかりと育むチャンス。赤ちゃんのペースを大切に見守ってあげましょう。

医師に相談すべきタイミング

18か月を過ぎても歩き始めない場合は、一度小児科医や助産師に相談してみると安心です。行政の一歳半健診もあるのでその時に相談してもいいですよ。

さらに、つま先歩きなどが気になる場合も、専門家に相談してみることで心配が解消するかもしれません。気になることは小さなことでも相談してみましょう。

【ママパパ必見】歩き始めの不安解消法を紹介!

赤ちゃんの歩き始めは、親としても成長を一緒に喜びながらサポートする重要な時期です。

安心して歩ける環境作り
ファーストシューズの選び方
靴を嫌がるときの対処法
靴選びや裸足の練習
ママパパの心の余裕が大切

無理をせず、赤ちゃん自身のペースを大切にしながらポイントを押さえましょう。

安心して歩ける環境作り

赤ちゃんが安心して歩ける環境作りは、不安を解消する第一歩です。転んでも痛くないように、安全マットを敷くことが重要。

また家具の角にはクッション材を、電源コンセントには専用カバーを付けるなど、安全対策を行い赤ちゃんの動き回りたい気持ちを支えましょう

ちょっとした段差でもつまづくことがありますので、床に物を置かないようにしたいですね。

ファーストシューズの選び方

ファーストシューズは赤ちゃんの成長において非常に重要な役割を持っています。できれば専門のシューフィッターに見てもらい購入することをお勧めします。

選ぶ際は、以下のポイントに注意することが大切です。

素材靴は全体的に柔らかい素材で作られているものを選びましょう。柔軟性があり、赤ちゃんの足にフィットするものが望ましいです。
クッション性クッション性が高いものを選び、足首周りが柔らかい靴が理想的です。これにより、歩行時の衝撃を吸収し、快適さが増します。
靴底の滑り止め赤ちゃんはまだ歩行が不安定なので、靴底には滑りにくい素材を使用しているものが必要です。これにより、転倒リスクを低減できます。
通気性赤ちゃんの肌は非常に敏感なため、通気性が良い靴を選ぶことが重要です。インナー素材が硬いものや縫い目が足にあたるような靴は避けましょう。

これにより、足の健康を保ちながら、快適に成長を促進することができます。

靴を嫌がるときの対処法

赤ちゃんが靴を嫌がる理由には、靴の重さや形状、さらには慣れない感覚が大きく影響しています。赤ちゃんがファーストシューズをいやがる場合、以下の対処法を試してみてください。

楽しい雰囲気靴を履かせる際に楽しい雰囲気を作ることが大切です。赤ちゃんを抱っこしながら、声をかけてあげると良いでしょう。
少しずつ慣れさせる靴を履かせるときに、「いち、にい、さん」と数を数えながら履かせると、気を紛らわせる効果があります。
外に出る思い切って外に連れ出し、靴を履く習慣をつけることで、徐々に靴に慣れさせることができます。

定期的にサイズを確認し、赤ちゃんの成長に応じた靴を選んであげることが大切です。

くつ選びとはだしの練習

初めて靴を履く時は、赤ちゃんの足に優しくフィットするやわらかい素材を選びましょう。靴を履くのを嫌がる場合は、無理をせず少しずつ慣らしていくのがおすすめ。

また室内では、裸足で歩く練習を取り入れてみてください。裸足で床をしっかり踏みしめることで、足裏の感覚やバランス感覚が自然と鍛えられます。

ママパパの心の余裕が大切

赤ちゃんがなかなか歩かないと、つい他の子と比べて不安になることもあると思います。でも成長のペースは1人ひとり違うもの。

ベビーマッサージや全身を動かす遊びなどをしたり、ずりばい・ハイハイが十分できる環境を作ってあげることで、体幹がしっかりして歩けるようになります。

早くできることがいいわけではありません。ママパパがリラックスし温かく見守ることで、赤ちゃんも安心して一歩を踏み出せます。

赤ちゃんが歩く成長の喜びを親子で分かち合おう!

赤ちゃんが一人で歩き始める時期は、生後12か月目頃が一般的です。歩き始めには個人差があるので、あせらず見守ってください。

赤ちゃんの一歩に寄り添うことで、親もまた新しい一歩を踏み出しています。親子で一緒に成長していきましょう!

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