「まとめて買える」「すぐ欲しい」「重いもの」ママたちの賢い買い分け事情
赤ちゃんとの生活がスタートすると、毎日のように必要になる育児用品。忙しい中、ママたちは必要なものをどこで購入しているのでしょうか。
出産直後のママに、育児用品の購入先や今気になっていることについて聞いてみました。
育児用品の購入先、圧倒的1位は「赤ちゃん用品専門店」
出産直後のママ2,825人へのアンケートによると、育児用品の主な購入先第1位は「赤ちゃん用品専門店」で約40%。おむつや哺乳瓶、洋服など、必要なものをひと通り揃えられることに加え、知識豊富なスタッフに相談できる安心感から、まずは専門店を選ぶママが多いと考えられます。
次に多かったのが、「ドラッグストア」(36%)。散歩のついでに立ち寄れたり、ポイント還元でお得に購入できたりと、日常生活に組み込みやすいのが魅力です。第3位は「ECサイト」(16%)。お店に行かなくても買える手軽さに加え、おむつやミルクなど持ち運ぶのが大変な商品を玄関まで届けてくれる利便性が評価されているようです。
価格・品揃え・利便性を総合的に見ながら、複数の購入場所を使い分ける傾向が見られます。
ECサイト派は「Amazon」が7割超で独走
育児用品の主な購入場所に「ECサイト」を選んだママに、よく使うサイトを聞いたところ『Amazon』が72.3%で圧倒的1位でした。配送の早さや買いやすさ、おむつや日用品を定期便システムで買えることなど、便利さが信頼を集めているようです。
続いて、『楽天』(44.8%)が高い支持を獲得。ポイントが貯まりやすく、イベントに合わせたまとめ買い計画が立てやすいのが特徴です。
育児用品だけじゃない!ママが今気になっていることTOP10
出産直後のママに、今興味・関心があるテーマについても聞いてみました。第1位は「赤ちゃんのスキンケア(57.5%)」と「授乳・粉ミルク(57.5%)」。赤ちゃんの肌トラブル対策や、母乳とミルクのバランス・飲ませ方に関するお悩みは、特に関心が高い分野のよう。また、ベビー服(38.9%)や 離乳食(32.4%)など、成長ステージに合わせたテーマにも関心が広がっています。
注目は、子どもの教育・知育(45.8%)が上位にラインクインしていること。早くも幼児教育への興味が高まっている様子がうかがえます。
まとめ
出産直後ママの育児用品購入は、専門店・ドラッグストア・ECを状況によって使い分けるスタイルへ。1つの店舗に絞るのではなく、目的ごとに購入場所を賢く使い分け、便利・お得・安心をバランスよく満たす買い方をしているようです。
品揃えと安心は「専門店」
すぐ欲しい・細かいものは「ドラッグストア」
重いもの・まとめ買いは「EC」
また、子育て初期からスキンケアや教育など育児全体への関心が高く、興味関心の幅が広がっていることも明らかに。これからは、買い物の便利さだけでなく、専門的な情報やママ同士のリアルな声を届けることがますます重要になりそうです。