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【助産師監修】赤ちゃんが喜ぶ縦抱き授乳とは?ポイントや注意点も紹介

【助産師監修】赤ちゃんが喜ぶ縦抱き授乳とは?ポイントや注意点も紹介

目次

赤ちゃんのご飯の時間でもあり、ママと赤ちゃんのお話しの時間でもある大切な授乳。
産まれてすぐの赤ちゃんは、1日8~12回、2~3時間おきに授乳します。

授乳方法は色々ありますが、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすく、ママが楽な形が1番。
横抱き、交差横抱き、フットボール抱きなど、いくつかある授乳姿勢の中でも、今回は縦抱き授乳について紹介します。

この記事でわかること
縦抱き授乳がおすすめの赤ちゃん
縦抱き授乳メリットと注意点

【助産師】代田佳恵

記事の監修者:代田 佳恵(しろたよしえ)
【実績】
延べ2万人以上の親子をサポート
渋谷区を中心に活動している出張専門の助産師。
妊娠から卒乳までのサポートを提供し、お宅に伺って母乳相談、産後ケア、育児相談など行っています。
産前産後ヨガ、ベビーマッサージクラスなども開催してます。

縦抱き授乳の基本

授乳姿勢の一覧

縦抱き授乳とは、赤ちゃんをママの太ももに座らせ、縦の姿勢で授乳する1つの方法です。

このスタイルは一般的な横抱きとは異なり、赤ちゃんが体を起こした状態で母乳やミルクを飲むことができるため、吐き戻しにくく、げっぷが出やすくなることで腹部の不快感を軽減できるのが魅力。

また、吸いにくい乳首の方でもおっぱいがくわえやすいのもポイントです。

縦抱きの正しい姿勢

縦抱き授乳を行う際は、赤ちゃんとお母さんの姿勢に気を付けましょう。下記を参考にしてください。

・赤ちゃんを太ももの上に座らせ、頭・首・背中がまっすぐになるように支える
・赤ちゃんの口とママの乳首の高さを合わせる
・首が不安定な赤ちゃんは頭や腰をしっかり手で支える

赤ちゃんが母乳を飲みやすいように、あごが軽く上を向くようにするのがポイント。この姿勢を保つことで赤ちゃんの飲み込みやすさが向上し、吐き戻しのリスクも軽減されます。

【縦抱き】こんな赤ちゃんにおすすめ!

縦抱き授乳は、特に消化不良や吐き戻しが多い赤ちゃんにおすすめ。赤ちゃんが体を起こした状態で授乳できるため、胃の逆流を防ぎやすく消化不良の予防に役立ちます。

また、母乳やミルクを飲む際にむせやすい赤ちゃんは飲み込みがスムーズになりますし、鼻づまりがある赤ちゃんも、縦抱きだと呼吸がしやすくなります。体を立てることで起きやすくなりますので、横抱きだとすぐ眠ってしまう赤ちゃんにも◎。

縦抱き授乳のメリットや重要なポイント

縦抱きは赤ちゃんの姿勢をコントロールしやすく、授乳中の負担が少ないという利点があります!縦抱き授乳のメリットや重要なポイントを記載しましたので、ぜひ参考にしてください。

縦抱き授乳のメリットとは

縦抱き授乳には、下記のようなメリットがあります。

  • 小さめに生まれた赤ちゃんが吸いやすい
  • 眠りがちの赤ちゃんでも縦抱きだとしっかり飲んでくれる
  • 吸着しにくい赤ちゃんに飲ませやすい

通常の横抱き授乳で問題なく飲めているのであれば、無理して縦抱き授乳にしなくても大丈夫です。

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縦抱き授乳で注意すべきポイント

たくさんメリットがある縦抱き授乳ですが、注意点もあります。

まずは、無理な姿勢にならず、赤ちゃんと母親がリラックスできる体勢を保つことが大切。赤ちゃんの体が曲がらないよう注意し、母子ともに快適なポジションで授乳を行ってください。

新生児は首が不安定なため、支えが必要です。赤ちゃんの首や背中がすわってない時は、頭を支えて授乳しましょう。

おっぱいを吸い始めたらママは前かがみにならないようにして、赤ちゃんの呼吸を妨げないようにしましょう。

縦抱き授乳のよくある質問

縦抱き授乳でよくある質問をまとめましたので、チェックしてみましょう!

縦抱き授乳は新生児からできる?

縦抱き授乳は、新生児から行うことが可能です。また、赤ちゃんにとってメリットもあります。

頭と腰をしっかり支えることができれば、新生児期からでも問題ありません。

授乳は縦抱きと横抱きのどちらがいいですか?

赤ちゃんやママの状態によって使い分けましょう。

縦抱きは赤ちゃんが体を起こした状態で授乳できるため、小さい赤ちゃんに最適です。一方横抱きはオーソドックスな姿勢のため、新生児にとって体が安定しやすくリラックスした授乳が可能。

どちらが良いかは、赤ちゃんの状態や母親の体調に応じて選ぶのが1番です。

縦抱き授乳がうまくいかない場合はどうすればいいですか?

まず赤ちゃんの姿勢をチェックしてみましょう。赤ちゃんの体をママと一直線にし、頭・首・背中がまっすぐになるように支えます。乳首をふくませる時は少し前かがみになってもOK。

しっかりと乳首がくわえられたらママは背を伸ばしましょう。それでも授乳がうまくいかない場合は、少し角度を調整するか専門家に相談を。

【まとめ】縦抱き授乳は新生児やママの負担を軽くする方法の1つ!

ママはもちろん赤ちゃんの負担を軽くしてくれる縦抱き授乳。下記のポイントを押さえて、実践してみてはいかがでしょうか。

・赤ちゃんを太ももの上に座らせ、頭・首・背中がまっすぐになるように支える
・赤ちゃんの口とママの乳首の高さを合わせる
・首が不安定な赤ちゃんは頭や腰をしっかり手で支える

無理のない授乳が一番大切。姿勢はもちろん便利な粉ミルクなども活用していきましょう♪

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